FreshPawが生まれた想い

始まりは素朴な疑問から ─
このままドライフードを与え続けて良い?
実家で3匹の愛犬を飼う母は、今も毎食手作りごはんを与えています。
ある日
「どうしてお母さんは、手作りごはんしかあげないの?手間もかかるのに」と
冗談めかして聞いたことがあります。
─ うちのわんころは舌が肥えてるからねぇ、と
同じく母からも冗談めかした答えが返ってきました。
ただ、母がふと真面目な顔になり
「保険の統計データじゃ、皮膚炎・消化器トラブルなんかに
苦しむわんちゃんは、減るどころか増えてるのよ。」
と一言付け加えた光景が、ずっと頭の片隅に残っています。
母は当時、昼間パートとして動物病院で働いていました。
ドッグフードは、すでに“無添加・オーガニック”表記が当たり前の時代。
実家から出た後、自分自身でもわんちゃんを飼い始めた私は、
仕事で忙しく、与えるごはんはドライフードに頼りました。
ところが、気づけば時折わんちゃんが痒がるそぶりを見せるようになり、
そこまで酷い症状ではないものの実家の犬達と比べるとフケの
量も多くなったと感じることが増えたのです。
大型犬を飼っている友達に相談すると、
費用と時間の面で常に手作り食をあげるのは難しく、
ドライフードに頼ってはいるけど、
ずっとこのままでいいのか悩みはある、と打ち明けられたことも。
皆が忙しく働きながら、同時に愛犬を大切にしている現代。
ドライフードに頼らざるを得ない飼い主さんがいることも事実。

愛犬が食べるものについて考える飼い主さんと、
実際に食べるわんちゃん
どちらも幸せになれるドライフードは作れないのだろうか?
愛犬にあげている”ごはん”に何かが足りていない?
見落としていることはない?
実家の母が、愛犬のためにごはんを作っていた姿を思い出しながら─
FreshPawの模索はスタートしました。
着目したのはドライフードの”酸化した脂質”のリスク
雰囲気ではなく、検証された客観的データを元に考えたい─
その思いから、欧米の学術誌等に掲載される論文データを読み込む過程で、
ドライフードの脂質の”質”と”量”、そして脂質が酸化して発生する
「過酸化脂質」が愛犬の身体へ及ぼすリスクの大きさに気付かされました。
ドライフードの原材料に含まれる植物油などは、
製造過程の高温処理や保存中の時間経過によって「過酸化脂質」
へと変化し、摂取した愛犬の免疫力などにダメージを与えます。
ドライフードの「過酸化脂質」を抑える方法はないのか?
新鮮な脂質を最適なバランスで与える方法はあるのか?
模索は続きました ─
ヒントとなった北欧のごはんスタイル

その課題を解決するヒントは、北欧の愛犬文化でした。
犬の飼育率は日本の2倍なのに、保険データによる通院率は日本を下回ります。
その北欧では、“フードと別で、新鮮なオイルを与える” 給餌スタイルが一般的。
古くから栄養補給で肝油などを食する文化があり、家族の一員として考える
愛犬にも自然と新鮮なオイルを与える習慣ができたといわれます。
これなら日本の飼い主さんも取り入れ易く、わんちゃんも新鮮な脂質の風味を楽しめる。
その確信が フード + オイル の愛犬ごはんスタイルを始めるキッカケに。
添加油脂を完全カット
完全ノンオイル製法のドライフードの製造に成功!

オイルをかけて最適な脂質バランスになるためには、
フード自体にも酸化脂質が少なく、低脂肪であることが条件です。
そこで、製造工場に相談。
最初は添加油脂を完全に抜くフードは前例がないと困惑されていましたが、綿密な打ち合わせを経て、FreshPawの真摯な想いに最終的には共感いただき、「完全ノンオイル製法」のドッグフード開発に成功することとなりました。
油を使用しないから、生肉などのタンパク質の比率も上がり
・タンパク質 30%以上
・脂質 8%以下
という、日本のドライフードの平均値を超える成分比率を実現できたのです。
ノルウェーからサーモンオイルを直輸入しブレンド
酸化していない必須脂肪酸を摂れるオメガオイル
オイルの開発では、ノルウェーから陸上げ直後に絞ったサーモンオイルを直輸入
することに成功。こだわったのは、サーモンの内臓を取り除いてからオイルを
絞っていること。
香りにエグ味がないので警戒心が強いわんちゃんにも好評です。
さらに、植物性のオメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油と、皮膚の潤いに欠かせない
リノール酸が豊富なグレープシードオイルを配合し、オメガ3とオメガ6の比率
を3:2にしたブレンドが完成。
FreshPawのドライフードに5%の割合でかけることで、海外の論文で推奨される
オメガバランスになるように設計されています。

FreshPawは、愛犬が美味しく食べてくれることを前提に、
飼い主との楽しい時間が長く続く為の”愛犬ごはん”を考え続けます。
日頃に与えているフードにオメガオイルを加えたり、
サプリ的に少量を与えるスタイルもおすすめです。